【旧ブログ】2017.07.24 私と曲との関係。

あーーーーーーーーーーーーなんか分かったぞ。っていうかだいぶ前から分かってはいたけど整理できたぞ。
ハマる曲が定期的に移り変わることって大多数の方が経験あると思うけど、それの私の場合。

高校生になって友達とカラオケに行くようになってからの話。
それまで16年間、口ずさむことはあれどほぼ聴く専だった私がカラオケに行くようになって突如、歌唱という実技の楽しさに目覚めてしまってからの話。

目覚めてからの様々な曲にハマるきっかけが、「この曲をマスターできたら気持ち良さそう」になっていました。

ただそれは小学生時代に音楽というものを聴くようになってから10年以上も意識になく近年ふと気付いたくらいの潜在意識だったので、
実技の楽しさを知らない当時は純粋にその曲に魅力や癒しを感じてがむしゃらに食らい付いていただけでした。

今思い返せば、目覚めてからいたずらにハマった曲をカラオケで自分の思うように歌えるようになると、
何度かその感覚を楽しんだ後はレパートリーからフェードアウト。
単純に、「気が済んだ」。ひとつのルーティンをこなしきったって感覚です。

だけど、一度気が済んだ曲でも、マスターが潜在目的でハマった曲じゃなければ
定期的にレパートリーでブームが再来します。
その曲は、大体がカラオケに行くようになる前の時代、歌唱実技の楽しさを知らなかった義務教育時代に、
聴くだけでいつまでも好きでいられた、ハマった時期の環境や状況と相まって多感なメンタルをあらゆる角度から刺激してくれた思い入れのある曲だったりします。
そういう曲は、やっぱりいくら聴こうが歌おうが飽きない。
目的なく好きな曲だから。
もちろん、カラオケに行きだしてからもそういう曲にも出会えています。

というのが整理できてさらに分かるようになってきたのが、
今まさにハマっている曲が
好きだから歌いたい、のか
歌えるようになったら気持ち良さそうだから好きなのか、の違い。

後者なら、聴き込みの段階で既に曲を覚えることに必死になっています。(笑)
聴きながら脳ミソも口もフル回転です。(笑)
何故今まで気付かなかったのかほんと不思議なほどに、分かりやすい。

前者なら、「聴く」ことにとにかく集中しています。
聴いているうちに自然と覚えてもいきますが、それは意識せずに、耳から入ってくる癒しの世界にいつの間にか入り込んでいます。
身体中がその曲に包み込まれるイメージ。

後者は自分の中に曲を取り込む、前者は自分が曲に取り込まれる、というイメージですね。
もちろん、実技でマスターしていく過程で後者が前者になる例もあります。
逆はありません。それは元々後者だったのに気付いていなかっただけです。


書きながら整理した部分もありますが、最近カラオケに行くたびに頭をよぎっていたしがない自己分析でした。
よぎっている段階では、曖昧な感覚でした。こうして改めて文字にまとめたことで、はっきりと概念が形になりました。
今後は一発で見分けられるな。よし。